宝くじは、そうだったのか?

ものすごくどうでもいいいことと、まあまあどうでもいいことがあるとしたら、これから僕が言おうとしている三億円話は「ものすごくどうでもいいこと」だ。まあこのブログ自体がどうでもいいことの集積だから、こういった前置きもいらないといえばいらないね。三億円事件。あれはなんだったんだろう。未解決だからたくさんの「?」は残るけれど、とにかくエポックだった。犯行の手口は映画のようだったし、それ以上に「三億円」という金額は破壊力をもった単語だった。たぶん三億円という金額が、生活のなかで話題になった初めての出来事だったんじゃないかな。そんな金額のお金が存在するなんて、子どもの僕にはポカンだったし、三億という桁は頭の中でいつまでもうまく像を結ばなかった。以来、三億円は大金の代名詞みたいになった。・・・というようなことをぼんやり考えていたら、日本の宝くじの一等が三億円なのは、三億円事件と無関係でないような気がしてきて落ち着かなくなった。

なんで一等が三億円なんだろう?「やっぱり、大金が当たるイメージは2億でも4億でもなく三億円!なんじゃないでしょうか、部長」「うーん、たしかに、三億円は大金というイメージが伝わりやすいね。キミ、冴えとるね。名前はなんていうの?」「北原です」「キタハラくんか、覚えておこう。では、宝くじの一等は三億円ということで準備をしたまえ」「かしこまりました!」宝くじの金額を決める際に、こういうやりとりがあったかどうかはしらないが、いまや宝くじと言えば三億円。三億円は、夢の金額になった。1億では少ないかんじがするし、4億は中途半端だ。やっぱり3という数字のマジックなんだろうか。もっとも海外に目を向けるととんでもない額の宝くじがありますね。余計なお世話なんだけれど、そんなにもらっちゃって大丈夫なんだろうかという額だったりする。僕なんかが、例えば50億円が当選したりしたら、人生観をもう一度一から組み立て直さなきゃならなくなる。人間関係もぐちゃぐちゃになってしまうだろうな。事件の方はあれからウン十年がたって、さすがに三億円は想像を超えた金額ではなくなってしまった。大金には変わらないけど、ややリアルな金額。レッドソックスの松坂からすれば年棒にも満たない(もちろんイチローもそうですけど)。それでも僕たちにとって特別な数字でありつづけるのは、やっぱり三億円事件のおかげだ(ちょっとへんな言い方ですね)。だって、ついこの間起きた6億円強盗事件は倍の金額なのに、三億円事件のインパクトと比べると足下にもおよばない。三億円というのは、いまだに不思議な感覚をもった金額でありつづける。

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四番はボブ・ディラン「Planet Waves」。三番にTHE BANDが来た時点で半分はバレてしまったかもしれない。「アナタね、四番にボブ・ディラン? つまらない男ね」という声は、もしかしたらあるかもしれない。僕も、若干、そうおもう。意外性に乏しい。アンパイ。置きにいった。たしかにつまらない男とおもわれているのではないかといつもヒヤヒヤしている僕だけど、ここは勇気をもって言おう。僕の四番はPlanet Waves。これで決まり。カンタンに言えば聴きやすいディランで、THE BANDとのバランスも素晴らしい。ちなみに三番においた「南十字星」は、本アルバムのあとにリリースされた。そういう意味でも三番があっての四番、四番あっての三番という関係なのだ。しかし、1番から4番まで並べてみると、我ながらシブイですね。こういうのを聴きながら太宰などを読んでいる高校生なんだから、あまり快活な青春時代ではないような気がする。かといってAKBで綴られる青春のほうがよかったかと考えると、まあどっちもどっちですね。

都内8日の平均放射線量は0.0595マイクロシーベルト。

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