
ぼくのなかには音楽の小さな島というのがあって、本土と違った音楽の生態系が存在している。中学生の頃から島中をぐるぐる探検しているけれど、異なる種たちが不思議な共生をしているのが特徴だ。例えば、ブラームスのとなりにライ・クーダーが咲いていて、シナトラの向かいにはアレサが群生する。でも新しいものはあまり見かけない。喫茶店はあってもスタバはない(うまく言えてない気がする)。ノスタルジーに浸っているわけではなくてね。なんていうんだろう、それはずっと前から知っているけれど、今はまだ知らない一人ひとりと出会って名札をつけていく作業とでも言えばいいかな。最近は、キューバくんと会いました。<ブエナビスタ>はご存知の方も多いと思いますが、もう少し古いキューバくんです。洗練されていない分、ビールよりテキーラのほうが相性がいいです。午後のさとうきび畑にいるような気持ちになります。時間がゆっくり流れていると思ったけど、それはただ単にテキーラを飲みすぎたからというだけのことかもしれないですね。
あしたも、ぜんぶ、生きようね。おやすみなさい、悪いコたち
