アンダー・アーマーガエル

唐突に変な音が出ることがある。「プュペ」というような情けない音が、前頭葉もしくは眉間の奥の方からするのだ。例えるなら、体長1mmの雨蛙が勢いよく潰れた時の破裂音。ひょっとするとこういうことかもしれない。僕の眉間の奥にはカウンター席があって、体長1mmの雨蛙たちで満席状態。そこへさらに常連の雨蛙がやって来る。やあやあ今日もお疲れさん、とか言いながらみんながぎゅうぎゅうになりながら奥へ詰めるているとやおら破裂音がした。酔ってカウンターからひっくり返った小柄な雨蛙が運悪く押しつぶされてしまったのだ。隣り合わせたのが関取の雨蛙だったための悲劇だった。いやはや危険は稀にもあるものだ。明日は我が身、気をつけたいね。「は?・・・真剣に聞いていたのにバカバカしい、フン!」と言って女は席を立って帰ってしまいました。怖ッ、ただの例えなのにね。

あしたも、ぜんぶ、生きようね。おやすみなさい、悪いコたち

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