僕はやっぱり変人なんだろうな。むかしは反対だった。平均的な平凡なエキストラ・ノーマルな奴だった。それは、自分の考え方はいつもまわりと違うということに劣等感を抱いていたから、懸命になってまわりに馴染もうとした結果じゃないかという気がする。居心地の悪さはむかしから変わらない。いまもずっとサイズの合わないスニーカーをはいている気分だ。でもいくぶんあの頃よりは図太くなったし、もうなんといっても歳もとったから、まわりと違うことにナーバスになったりすることも少なくなった。たまに「その考え方好きですね、共感しますよ」なんて言われ、数少ない理解者だと思っていたら「あいつに何をしゃべったんだ?誤解されるぞ」と諭されたりする。そんなことがあると、やっぱりそうかと反省する。それだったらむしろヘンタイのほうがアカデミックでよかったような気もするな。
あしたも、ぜんぶ、生きようね。おやすみなさい、悪いコたち

