偶然出会った女を本気で愛してしまい、男の胸は戸惑いと希望が納豆のようにぐちゃぐちゃに糸を引いて混ざりあう。過去を明かさない女と無口な男。しかし恋の絶頂で、突然女は姿を消す。男の時間だけが絶望の中から動かない。一方、女は夫との逃亡中に男が経営する店へ偶然立ち寄ってしまう。再会する二人。女は懐かしさが、男は憎しみが燃え上がる。未練に引火する男。二人すごした日々がどす黒い煙幕に包まれる。やがて女は男の失意の深さを知る。重い口を開き過去を語り始める。初めは拒否するもついにすべてを受入れる男。「もう離れられない」女は夫との別離を決意し男の胸に顔をうずめて涙する。男の心が救済される。ある想いを胸に男は翌日の再会を誓うが…。映画「カサブランカ」は、今観るとお伽噺のようなのにズキンとくる生々しさがありました。なんでだろう?誰かその理由を教えて。
あしたも、ぜんぶ、生きようね。おやすみなさい、悪いコたち。

