まったく無意味な比較をひとつ。蕎麦とうどんとラーメンではどれが一番好きか? 答えは「店による」。しかしそれではあまりに無意味だ。この無意味な比較を、やや無意味くらいにアップグレードするために、無意味な比較のモチベーションにつてお話しします。それは麺のこと。蕎麦もうどんも麺がメインをはっているのに対し、ラーメンはどちらかというと
スープが主で麺が従の関係
として語られることが多いのが気にかかっていた。本来麺類は、麺を食うのである。が、ラーメンにおいてはそれが怪しくなっている。これで麺類と言えるのか(ドン!と机を叩く音)!? ラーメンは麺よりもスープの評判のほうが耳に入る。「その2者のバランスがラーメンの魅力なんですよ」は正論。しかし汁が主役の蕎麦はない。もしも香川県で「うどんは二の次、汁が主役」などと言おうものなら確実に県外追放、いや四国出禁である。味噌やとんこつのように土地の特徴を出しやすいのがスープというのはわかるけれど、それではもはや麺類ではない。ここで申し上げるにはいささか気が引けるけれど、この際ラーメンは麺類からはずれてもらうというのはどうだろう。誤解のないように言うけれど、ぼくはラーメンが好きだ。ラーメンを誹謗中傷するつもりはない。でもやはり麺類というよりは現在の状況は
ざっくり汁物!
と呼ぶ方が近い気がする(私見ですよ、あくまでも)。つけ麺も例外ではない。主役は「つけ」のほうで「麺」ではなくなってきている。もともとは蕎麦とうどんの中間にポジショニングしていたつけ麺だけれど、ここ最近はラーメンイズムに傾倒して来ている気がする。汁物度はかなり高くなっている。しかしまだ麺が主役へ躍り出るチャンスはある。というのは、麺の分量が通常のラーメンに対しておおよそ1.5倍はある。スープにつかっていない分、麺の味への要求もシビアになる。そう考えると、麺の味を競い合うつけ麺時代が来てもおかしくはない。ラーメンとはまたちがった進化の道をたどる可能性だっておおいにある。汁物から麺類へ返り咲くチャンスはまだ残っている。カモン!つけ麺。ぼくはきみの帰りを待っている!なんのこっちゃ。あれからオリオン座流星群を見れていない。やはり世田谷の空では見えにくいのか。そういえば今朝は首が重かった。不自然な首の角度で長時間空を見上げていたからだと、これを書きながらおもい当たった。しかし、夜だって長袖一枚あれば寒くない、ホントいい気候だなぁ。
