
雨のバルセロナは哀愁を絵にしたようななんて、つい言いたくなるけれど、石で作られた街が濡れていくかんじは、どこかほっとするような優しさがあってなかなかよかったです。さて5月28日はチャンピオンズリーグ決勝の日。ついにバルサ対マンUという夢のカードが実現しますね。こうなるとやはりバルサに勝ってもらいたい。WC以来、FOR THE TEAMに徹しているルーニーもステキだけれどね。で、カンプノウでバルサの試合を観ることは叶わなかったけれど、カンプノウは博物館のようになっていて誰でも見学ができる。じゃあ、行こう! ということで行ってまいりました。

来ましたよ、来ましたよ。もうなんか、アゲアゲというか、気分は子供状態。ショービジネスを目の当たりにしたときとは違う種類の興奮がじわじわとやってきます。

おー!入り口ーっ!来たー

なんだろう? 粘度のような素材で作られているのかな? 味があるー! スタジアムに入るまでの渡り廊下のようなところにありました。その先にあるのは、いよいよ・・・!!

おー! おー! ここですかー!(ここですよー!)ちょうどこの日は整備中。スタジアムだけでも、すんごい迫力。右を見ると・・・

左を見ると・・・

ピッチ側から見ると・・・

このスタジアムが満員になるわけですから、その凄さといったら甲子園の阪神対巨人の域をかるーく超えていますよね。それに人が集まる場所ということで言えば、日本の歴史にはこういう文化はなかったんじゃないかしら。

このあたりからでもいいから、やっぱりバルサの試合は一度でも観てみたいですね。盛り上がるだろうなぁ。ここは記者席。

ここはインタヴュースペースかな?



カンプノウの素晴らしいのは、ピッチ以外にバルサの戦いの歴史が、美しいデザインのなかに納められているところです。誰の、いつのゴールか。それがわかっていれば、動画で観ることができる。



これらはタッチパネル式になっていて、この小さなモニターひとつ一つにゴールシーンが再現される仕組みになっています。このデータベースはすごいな。一日いても時間が足りないくらいです。まさにバルサ博物館と言えるんじゃないでしょうかね。



このあたりまでくると、フットボールの歴史の深い森に圧倒されぱなしといったかんじで、満腹もいいところ。感心しっぱなし状態。しかしそんなスペインだってWCは昨年が初優勝ですから、いろいろと考えさせられました。


最後は、これでもか!というトロフィーの数に、なんかだんだん気持ちよくなってきました。圧倒的な強さに服従する心地よさ。そんな錯覚さえしてきたほどです。素直に「いいなー」という気持ちでした。あのサッカーでさえ、絶対の勝利は約束されていないんですからね。どうなりますかね。5月28日は。雨はやんですっかり日の暮れたバルセロナの街は、僕にはやっぱり哀愁のヨーロッパでした。

