サバイバルシティ、世田谷(笑)

事務所の排気口で、ヒナの元気な鳴き声が響いている。昨年もちょうど今時分、排気口のなかから親を呼ぶ黄色い声が聞こえていた。ということは、あの時に鳴いていたムクドリ(らしき)のヒナが親となって戻ってきたということか。なんだか孫ができた気分。妙な親近感がわく。親鳥がエサを運んでくる度に、ヒナたちの上へ下への大騒ぎが起こる。驚くのは、エサやりの頻繁さだ。早朝から夕方まで、およそ15分ごとにヒナの大合唱はつづいているからして、親鳥にしてみればかなりの重労働だろう。心血を注ぐとは、まさにこのこと。エライなぁ。エサやりは、見ている間だけでも、もはやリレーのよう。父さん母さんの二羽体制だろうとおもうけれど、それにしても頭が下がる。人間は、子育ての期間が短いとはいえ、こうはいかない。エサになる虫たちだって捕獲されるのをのんびりと待っているはずはないでしょう。それはそれで苦労があるだろうに。巣立っていくまであと一ヶ月ちょっと。その間はボイラーが使えない。しかしこういった不便さは、うれしいものであるね。

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