言葉は便利なものです。書いたり、言ったりしたとおりになる。「右手を上げて」と言えば右手が上がる。左手が上がっていると「おいおい、どうしたんだ、何か気に入らないことでもあるのかい?」と言って注意するのかどうかは別として、右手を上げることがその場の空気になる。言葉は、にんげんの最小限の約束事として機能しているわけですね。だから言葉は人を動かすし、自分も動かす(犬だって)。そんな言葉たちがいろいろなところで形になって、世の中を作っている。文化が国によって様ざまな様相を見せるのは、言葉がもつニュアンスの違いからなのかもしれない。いい人は、いい言葉を発する人のことを言います。いい人は、いい言葉を使って、いい家族をつくる。いい家族が集まると、いい町ができる。いい国ができる。やはり言葉は現実化する。その逆もある。だから注意しなくちゃね。
あしたも、ぜんぶ、生きようね。おやすみなさい、悪いコたち

