ツツジの花をもぎって蜜を吸う、なんてことを今の子供たちはやらないんだろう。教室に入ってきたミツバチをハンカチでつかまえ、お尻の針をぬいて、筆箱(ゾウが踏んでも壊れないっていうCMをやっていた筆箱)の中に入れて遊ぶ、なんてことも今の子供たちはやらないだろう。教室の窓にかかって咲いていたのは、たしかレンゲでした。僕が、小学二年生くらいの頃の話。今考えると、ツツジの方はまだしも、ミツバチの針を抜いてしまうなんて、ずいぶんと残酷なことをしておりました(反省)。そんなことをしていた今の季節、ツツジが咲いて、ハナミヅキが咲いて、藤が咲く。ツツジは葉がざらりとしてあまり好きになれなかったけれど、箱根に咲いていたツツジは可憐で葉もしとやかだった。それ以来ザラっという印象のツツジが変わりました。書きも平仮名に代えて。今は。つつじはふんわり。
あしたも、ぜんぶ、生きようね。おやすみなさい、悪いコたち

