ぶらっと魚屋さんをのぞいたら、イワシ君があまりにもきれいだったので、おもわず買ってしまった。子どものころは海の近くに住んでいてイワシやアジは嫌と言うほど食べさせられた。そのせいで二十歳を過ぎた頃には見るのも嫌だった。でも今は別。買ってきたイワシ君をしばらく眺めるというイノセントな楽しみを堪能したあと、いろいろ考えた末に、フリットにしてイタリアンパセリと和えてパスタと食べちゃうことにした(実は、フライにしてビールと組み合わせるかでかなり悩んだ)。さばきたてのイワシは実においしかった。イワシのパスタとシャブリは、コーネル・デュプリーとスティーブ・ガッドのように息がぴったり合っていた。しかし4時なんていう早い時間から、なんとなく食べたり飲んじゃったりしていいものなんだろうか。部屋にのびてきた夕陽がワイングラスに反射してきれいでした。
あしたも、ぜんぶ、生きようね。おやすみなさい、悪いコたち。

